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不機嫌な心に微笑みを与える習慣

不安や恐怖といったネガティブな感情に、心が支配されそうになることはありませんか。お寺の朝も、霧が深く先が見えないことがあります。今日は、どんな状況でも自分の心を明るく保つための「体の動かし方」についてお話しします。

不安の原因を突き止めて光を当てる

暗闇の中でおびえている馬は、実は自分の影を見て怖がっているだけかもしれません。恐怖や不安には、必ず何らかの原因があります。その正体がわからない限り、私たちはいつまでも怯え続けることになります。まずは自分が何に対して不安を感じているのか、その正体を明らかにすることが、心の平安を取り戻す第一歩です。

私たちの感情は、時として理屈では抑えられないほど強く動くことがあります。これを情念と呼びますが、情念は想像力をかき立て、勝手な思い込みを生み出します。「あの人に嫌われているかも」「失敗して笑われるかも」といった想像の影に怯える必要はありません。落ち着いて、今起きている事実だけを見つめる練習をしましょう。

思考を止めて行動で心を癒やす

嫌な気分から抜け出せないとき、頭で解決しようとするのは逆効果かもしれません。そんなときは、とにかく体を動かしてみるのです。子供の頃の運動会を思い出してください。走る前は緊張していても、走り出した瞬間に不安が消えた経験はありませんか。体さえ動かせば、人間はその瞬間のことにしか集中できないようにできています。

不機嫌なときは、不機嫌な表情や姿勢になりがちです。それなら、あえて反対の動作をしてみましょう。背筋を伸ばし、口角を上げて微笑んでみる、丁寧にお辞儀をしてみる。頭を使って感情をコントロールするのではなく、身体の動きによって心を整えるのです。これなら、どんなに忙しい時でも今すぐ実践できます。

自分の畑を耕す喜びを見つける

仕事にやりがいを感じられないとき、私たちは奴隷のように働いていると感じてしまいます。反対に、自分の知識や経験を生かして工夫できる仕事は、大きな楽しみをもたらします。幸せに働きたいのであれば、他人の畑を耕すのではなく、自分自身の畑を耕す実感を持ちましょう。たとえ会社員であっても、自分にしかできない工夫を見つけることで、自分の畑を作ることは可能です。

幸せは人から与えられるものではなく、自分の行動によって生み出すものです。人から奢ってもらったりプレゼントをもらったりする喜びは一時的ですが、自分で歌い、自分で生み出した喜びは深く、長く残ります。幸せを他人に依存するのをやめ、自分で作り出す習慣を持つことで、あなたの人生はより喜びあふれるものになるでしょう。

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