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自分らしい人生を歩むために:自灯明を灯す

古い慣習からの「出家」

仏教における「出家」とは、単に家を出ることではなく、過去の習慣や執着をかなぐり捨てて新しい自分へと変革することを指します。正月を機に、自分を縛り付けてきた古い慣習や「こうあるべき」という固定概念から「出家」し、自分らしい道を歩み出しませんか。他人の評価や世間の物差しで自分を測るのをやめ、内なる声に耳を傾けることが、本当の自由を手に入れるための鍵となります。お墓の形式に過度にこだわることも、一つの強力な執着になり得ます。永代供養によって物理的な縛りを解き、精神的な豊かさを追求することは、現代における知的な「出家」の形といえるでしょう。

自分を頼りとする「自灯明」

お釈迦様は最期の言葉として、他を頼りにするのではなく、自分自身を拠り所とする「自灯明」を説かれました。私たちの人生には、お金や地位、人間関係など、失えば揺らいでしまう不確かな拠り所が数多くあります。しかし、自分の中に確立された「知恵」と「慈悲」は、どのような状況にあっても私たちを支え続ける不滅の光となります。永代供養を選ぶことは、外側の形式に頼る生き方から、内なる精神を大事にする生き方へのシフトを意味します。自分自身の価値を自分で作り上げ、自律して生きる覚悟を持つことが、人生の質を劇的に高めてくれます。

自由と責任を引き受ける決断

自分で決断し、その結果に対する責任を自ら引き受ける姿勢こそが、人生を真に輝かせます。永代供養で先祖への礼を尽くしつつ、自分自身の将来の身の振り方を自分自身で決定すること。この「決断」によって、私たちは過去の呪縛から解放され、自分自身の「仏性」を存分に発揮する未来へと踏み出すことができるのです。たとえ周囲から理解されないことがあっても、自分自身の人生に納得がいっていれば、そこには大いなる安心(あんじん)が訪れます。一度きりの人生を、他人の引いたレールの上ではなく、自らが灯した明かりを頼りに、堂々と歩んでいきましょう。

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