1月1日 修正会(しゅしょうえ) 年の初めに、前年におかしてしまった過ちを仏前において懺悔して悔い改め、 新年の除災招福・豊穣安穏を祈願する法会です。 正月は”正す月”。 平素の暮しを省みて、まちがいを正し、過...
2月3日 節分会(せつぶんえ) 節分会は、冬の節から春の節への分かれ目である立春の前日で、 新春を迎えるにあたって行われる除災招福を願う法会で、各寺院では護摩供や大般若経転読、日数心経読誦などが執り行われます。 もともとは、中国から...
2月15日 涅槃会(ねはんえ) お釈迦さまが亡くなられた日に、そのご遺徳をしのんで、涅槃図をなど掲げて行う法会です。 ある日、お釈迦さまは死を予感されたのか、クシナガラ郊外の沙羅双樹の間に床を敷かせ、頭を北にして西向きに横たわり、「...
3月20日 ~ 3月22日 彼岸会(ひがんえ) 日時 春分・秋分の日の前後3日間 「彼岸」とは読んで字のごとく「彼の岸」「向こう岸」で、私たちの住む欲望にまみれた迷いの世界「此岸(しがん)」に対しての「彼岸」、悟りの境地ということです。煩悩まみれの...
4月8日 花祭り・潅仏会(はなまつり・かんぶつえ) お釈迦さまの誕生を祝う法会で、「仏生会」「降誕会」などともいいます。 美しい花で飾った小さなお堂(花御堂)に、甘茶の入った水盤を置き、お釈迦さまの誕生仏をまつり、誕生仏の頭に甘茶をそそいでお参りします...
6月4日 山家会(さんげえ) 天台宗を開いた最澄さんは、弘仁13年(822)6月4日に亡くなられました。山家会(さんげえ)はその忌日に修する法会で、現在では各寺院や各地で行なわれています。 伝教大師は、お亡くなりになる時、「私の供...
7月13日 ~ 7月16日 盂蘭盆会(うらぼんえ) 一般にはお盆といわれています。 盂蘭盆とは、インドの「さかさづり」を意味する言葉(ウッランバナ)が語源で、 長い間子孫に供養されないで逆さ吊りの苦を受けている死者の霊に飲食を与えて、その苦しみから救お...
8月9日 四万六千日 この日に参詣すると4万6000日参詣したのと同じ功徳があるという縁日のこと。 「四万六千」という数の根拠は明らかではありません。 一説には一升枡に入る米粒の数に相当する といわれ、「一升」を「一生」に...
11月24日 霜月会(しもつきえ) 中国天台宗の高祖天台智者大師智顗の忌日に、その報恩謝徳のために修する法会をいい、「天台会」とも称されます。 天台大師は、隋の開皇17年(597)11月24日に示寂されました。 天台大師は、インドからま...
12月8日 成道会(じょうどうえ) お釈迦さまがお悟りを開かれた(成道)のを記念して修する法会をいいます。 お釈迦さまは29歳の時に出家の後、6年の間の苦行をされましたが、 苦行は悟りの助けにならないことを知って捨て、菩提樹の下に坐って...