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心の曇りを拭い去る。トイレ掃除で見落としがちな浄化の要所

朝の雨上がりに、水たまりが鏡のように空を映しているのを見つけました。私たちの心も、日々の汚れを落とせば清らかに世界を映し出すことができます。

基礎を清める床と壁。見えない汚れが心を濁らせる

トイレという場所は、家の中でも特に負の気が溜まりやすい場所であるとされています。そのため、徹底した浄化が必要なのですが、多くの方は便器の汚れだけを気にして満足してしまっています。しかし、本当に大切にしていただきたいのは、足元の床と目に見える壁なのです。床や壁には、目には見えない微細な汚れが日々蓄積されていきます。

この目に見えない汚れを放置することは、自らの人生における小さな問題を無視することに似ています。特にお子様や男性がいらっしゃるご家庭では、壁に汚れが飛び散っていることが多く、それが空間全体の気を乱す原因となります。ですから、毎日一分でも構いませんので、便器だけでなく床や壁を丁寧に拭き清める習慣を持ってください。この記事の導入部分や和尚としての語り口は、出典に基づかない私自身の気づきによるものです。

また、床を磨くという行為は、自分自身の足元を見つめ直す修行でもあります。私たちが歩む道が泥で汚れていれば、どれほど前を向こうとしても心は晴れません。床をピカピカに磨くことで、そこに陽のエネルギーが満ち、運気が跳ね返って倍増していくのです。見えない場所を綺麗にできる人こそ、本当の意味で運を拓ける方なのです。

布類と蓋の調和。負の気を外へ漏らさない工夫

トイレで使われている布類、つまりマットやタオル、便座カバーの状態はいかがでしょうか。これらの布類は、空間に漂う邪気を吸い取ってくれるフィルターのような役割を果たしています。しかし、そのフィルターが汚れたままであれば、もはや浄化の力は失われ、逆に悪い気を放ち続けることになってしまいます。マットやタオルは、少なくとも週に一度は洗濯して、常に清潔な状態を保つように心がけてください。

そして、掃除と同じくらいに大切なのが、使い終わった後に必ず「蓋を閉める」という所作です。これには非常に深い理由がございます。トイレの蓋を開けっ放しにすることは、家の中の財運がそのまま流れ出ていってしまうことを意味するのです。蓋を閉めるというたった一秒の配慮が、家の中の清らかな気を守り、悪い気が広がるのを防いでくれます。

また、足元のスリッパも忘れてはいけません。トイレのスリッパを揃えるという行為は、自分の心を整えることそのものです。脱ぎ散らかされたスリッパは、人生の目標が定まっていない心の乱れを映し出します。さらに、掃除に使うブラシなどの道具が汚れていないかも確認してください。道具を粗末に扱う人は、自分自身を粗末に扱っているのと同じであり、それでは豊かな運気は巡ってまいりません。

光と風を呼び込む。清らかな空気が運を育てる

最後にお伝えしたいのは、トイレの「環境」そのものを整える智慧です。トイレは本来、暗く湿気が溜まりやすい陰の場所です。その場所を浄化するためには、まず第一に換気を徹底してください。新鮮な空気を取り入れることは、運気の流れをスムーズにし、停滞を防ぐことにつながります。窓を開けるか、換気扇を回し続けることで、常に空気を動かしておきましょう。

次に、照明の明るさも重要です。暗いトイレには陰の気が溜まりやすく、不運を呼び寄せると言われています。電球が切れていたり、照明が暗すぎたりする場合は、今すぐ明るいものに交換してください。明るい空間は希望の象徴であり、あなたの未来を明るく照らす助けとなります。また、鏡を置いている場合は、曇りがないようにピカピカに磨き上げてください。鏡の曇りは、自分自身の判断力の曇りを映し出すからです。

さらに、トイレの隅に盛り塩を置いたり、小さな観葉植物を飾ったりするのもよろしいでしょう。塩には邪気を払う力があり、緑の植物は悪い気を吸収して調和をもたらしてくれます。2026年は特に変化の激しい年となるとされています。日々の掃除を通じてトイレを清らかな正域に保つことは、あなたがどんな波の中でも自分を見失わず、心穏やかに過ごすための強力な守りとなるでしょう。

浄化されたトイレは、まるで濁りのない静かな池のようなものです。水面が揺れず、澄み切っていれば、そこには美しい月の光が真っ直ぐに差し込みます。皆様の日常が、そんな清らかな光に満たされるよう、私、和尚も心よりお祈りしております。

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