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昌楽寺の歴史

御本尊は如意輪観世音菩薩(にょいりんかんのんぼさつ)で、
生きとし生けるものを救済するという菩薩様になります。
性空上人(しょうくうしょうにん)という平安時代中期のお坊さんが、
康保(こうほう)三年に姫路市にある書写山に円教寺を創られました。
そして、寛和元年(九八五年)に書写山圓教寺別院として、
播磨宿称巨智延昌によって昌楽寺が建立されたと言われています。

十七歳という若さで天皇に即位した花山天皇(かざんてんのう)が、
二年後に出家し法皇となった後、西国 三十三ヶ所を巡って修行され、
二度に渡り書写山に行った際、当寺に立ち寄っている。

そして、小さな松をお植えになられました。

昌楽寺のこれから

時代が移り変わる中でも、さまざまな困難を乗り越え残されたこの当寺には、不思議な「ご縁」があると感じています。
「ご縁」という言葉は、お釈迦さまが説いた大切な教えである「縁起」に由来する言葉です。
私たちは様々な人と人とのご縁、その人と物事のご縁、偶然や必然のご縁、不思議なご縁の繋がりによって存在できています。
この気持ちを大切に引き継ぎ、地元の皆様と共に、ご縁つなぎの場所にしたいと考えています。
令和のこの変動の多い時代に、普遍的なお釈迦さまの考えや心に触れることで、きっと安らぎをもたらしてくれるはずです。

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