除夜の鐘
2021年12月31日
「除夜」とは「旧年を除く夜」という意味で、大晦日の夜をいいます。
鐘の音は仏の清らかな声、仏の教え。清らかな除夜の鐘の音を聞きながら、
1年を振り返って、その年の自分の行いあらためて振り返り、その至らなさ、愚かさをしみじみ反省し、
懺悔し、新たな思いで新年を迎える。除夜の鐘は、そんな行事です。
「108煩悩があるから、除夜の鐘を108回撞く」といわれますが、108というのは「大変多い」ということで、
数字自体にはあまり意味がありません。